本文へ移動
第121回展観
「黒川古文化研究所名品展 ―日本古代の瓦・江戸時代の紙幣―」
 
会 期 | 2019年4月13日(土)~5月26日(日)
時 間 | 10時~16時(受付は15時半まで)
入館料 | 一般500円 高大生300円    
       ※20名以上で上記より2割引団体料金
      ※中学生以下無料
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
      ※4月29日、5月6日は開館します。
主 催 | 公益財団法人 黒川古文化研究所
後 援 | 西宮市教育委員会

展覧会概要

黒川古文化研究所では、春季には名品展を開催し、代表的な収蔵品を順に公開しています。今回は日本古代の瓦、江戸時代の紙幣を展示いたします。
日本古代の瓦からは、飛鳥時代~奈良時代の瓦を取り上げ、文様や技術の変遷をたどり、瓦づくりに関わった工人や寺院どうしの関係に注目します。松平楽翁(定信)公旧蔵の資料も一部公開いたします。
また、藩札を中心とする江戸時代の紙幣についての基礎的な知識やそこからわかる経済の仕組みを紹介するとともに、製作工程や贋札を防ぐ工夫、近代紙幣への切り替えにともなう施策に迫ります。昨年寄贈された故若林泰氏の紙幣コレクションも一部公開しますので、あわせてお楽しみください。
 
※展示室内は一切の撮影行為を禁止しております。ご了承ください。(ロビー、バルコニー等は撮影可)

講演会

■鑑賞講座  各回午後1:30〜3:00/当研究所講演室(入館者は聴講無料) 

①4/20(土)「江戸時代の紙幣 発行・流通・回収」
      講師:永井 久美男(兵庫紙幣史編纂所 代表)
②4/27(土) 「古代日本の瓦作り -『延喜式』木工寮瓦屋の仕事-
      講師:上原 眞人(当研究所 所長)
②5/11(土) 「江戸時代における古瓦の収集と研究 -松平定信・藤貞幹・尊賢・朴巌-
      講師:川見 典久(当研究所 研究員)
②5/18(土) 「古瓦鑑賞のポイント -文様から製作痕跡まで-
      講師:石谷 慎(当研究所 研究員)

おもな展示品

複弁八葉蓮華文軒丸瓦(奈良時代)
複弁五葉蓮華文軒丸瓦(飛鳥〜奈良時代)
偏行唐草文軒平瓦(飛鳥時代)
尼崎藩札版木(嘉永6年 1853)
山城国淀藩宛て藩札原紙寸法値段書(明治元年 1868)
TOPへ戻る