本文へ移動
第112回展観 
円山応挙の門人たち

会 期 | 2014年10月18日(土)~11月16日(日)
時 間 | 10時~16時(受付は15時半まで)
入館料 | 一般500円 高大生300円    
    ※20名以上で上記より2割引団体料金
    ※中学生以下無料
休館日 |月曜日
    ※11/3(祝)は開館、翌4日は休館
主 催 | 公益財団法人 黒川古文化研究所
後 援 | 西宮市教育委員会

展覧会概要

 円山応挙(1733-95)は江戸時代中期の京都を代表する画家で、対象に即した合理的表現を追求する作画姿勢については、これまでもたびたび展覧会や書籍で紹介されていました。ただその一方で、彼に学んで高い技量を備えた門人たちが輩出しているにもかかわらず、呉春や長沢芦雪などの一部を除き、一般的にはほとんど知られていないのが現状です。
 著名な画家の歴史的意義を明らかにするためには、影響を受けた門人について裾野の広さや技量の高さを把握することも不可欠です。彼らの足跡をひとつでも多く掘り起こしてゆけば、現代の私たちが想像する以上に江戸時代の文化は多様であり、かつ深みを有するものであったことに気付かされることでしょう。
 そこで本展観では、応挙については重要作品をわずかに紹介するにとどめ、主要な門人25名の手になった約50点の展示を通じ、応挙の目指した絵画とその広がりの様相に迫ってみたいと考えます。選りすぐった作品がならぶ会場の雰囲気に浸っていただき、京都で育まれた美意識やその文化性をご堪能ください。
【出品画家】
円山応挙・円山応瑞・木下応受・嶋田元直・山本守礼・源琦・長沢芦雪・中村則苗・白井直賢・周雪亭・山口素絢・西村楠亭・山跡鶴嶺・渡辺南岳・奥文鳴・森徹山・吉村孝敬・亀岡規礼・三谷五雲・橘公順・土岐済美・源章・沢呉龍・片山九畹・岡村鴻水・植松応令

講演会

■鑑賞講座  各回午後1:30〜/当研究所講演室(入館者は聴講無料) 

 10/25(土)「東洋美人画の流れからみた円山派」
       当研究員 竹浪 遠
 11/8(土)「京都における刀装金工と円山派」
       当研究員 川見 典久
 11/15(土)「円山派の作品にみる京都人の嗜好」
       当研究員 杉本 欣久

展示目録

展示目録詳細はこちらをご覧ください。

関連書籍のご案内

黒川古文化研究所・研究図録シリーズ1
「円山応挙の門人たち
こちをご覧ください。
TOPへ戻る