第118回展観
名物「鳥飼来国次」受贈記念
刀剣のかがやき、刀装具のいろどり
会 期 | 2017年10月14日(土)~11月26日(日)
時 間 | 10時~16時(受付は15時半まで)
入館料 | 一般500円 高大生300円
※20名以上で上記より2割引団体料金
※20名以上で上記より2割引団体料金
※中学生以下無料
休館日 |月曜日
主 催 | 公益財団法人 黒川古文化研究所
後 援 | 西宮市教育委員会
展覧会概要
名物「鳥飼来国次」は書家として知られる鳥飼宗慶が所有し、以後、豊臣秀吉や宇喜多秀家、徳川家康など名だたる武将の手を経て、山城淀藩主稲葉家に伝来した短刀です。昨年、当研究所に寄贈されました本刀を初公開するとともに、これを記念して所蔵の刀剣、鐔(つば)、刀装具のなかから国宝、重要文化財を含む優品を一堂に展示いたします。なかでも脇指「籠手切郷」は「鳥飼来国次」と同じく稲葉家伝来の名物で、大正7年(1918)の売立で同家を離れて以来、約百年ぶりに再会することとなりました。
また、この機会におこなった伝来調査によって、あらたに水戸徳川家や大和郡山藩柳沢家など江戸時代の所有者が判明した刀剣がいくつかあります。その成果とともに、付属する拵や刀袋などもあわせてご覧いただきます。
講演会
■公開研究会 「高精細画像でみる刀剣」
※プロジェクター画像を用いた研究会を行います。
日時:11/4(土)午後1:30〜3:00
場所:当研究所講演室(入館者は聴講無料)
講師:研究員 川見 典久
■鑑賞講座 各回午後1:30〜/当研究所講演室(入館者は聴講無料)
10/28(土)「江戸時代の文人画家と剣術、刀剣」
研究員 杉本 欣久
11/11(土) 「中国古代の剣と刀」
研究員 石谷 慎
11/18(土)「一世紀ぶりの再会 名物「鳥飼来国次」と「籠手切郷」」
研究員 川見 典久
展示目録
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