第120回展観
「和同開珎 ―出土した古代銭の謎―」
会 期 | 2018年10月13日(土)~11月25日(日)
時 間 | 10時~16時(受付は15時半まで)
入館料 | 一般500円 高大生400円
※20名以上で上記より2割引団体料金
※20名以上で上記より2割引団体料金
※中学生以下無料
休館日 |月曜日
主 催 | 公益財団法人 黒川古文化研究所
後 援 | 西宮市教育委員会
黒川古文化研究所の貨幣コレクションは中国・日本を中心に一万数千点を数え、収蔵品の柱のひとつとなっています。そのうち和同開珎をはじめとする日本の古代銭は900点を越え、正確な出土地のわからない遊離資料ではありますが、研究のうえで重要な資料も少なくありません。
今回の展観では、当研究所の所蔵品を広く公開するとともに、奈良文化財研究所、奈良市教育委員会、長岡京市教育委員会、辰馬考古資料館からも銭貨やその製作にかかわる鋳型などを借用し、奈良・平安時代における銭貨の製作や使用に関する疑問に迫りたいと思います。
※展示室内は一切の撮影行為を禁止しております。ご了承ください。(ロビー、バルコニー等は撮影可)
講演会
■クロス×トーク 「ここまでわかった!?和同開珎」
※考古学、文献史学、貨幣学それぞれの専門家を招き、古代銭に関する疑問や研究の現状について座談会を行います。
日時:11/17(土)午後1:30〜3:00
松村 恵司 氏(奈良文化財研究所 所長)
森 明彦 氏(関西福祉科学大学 名誉教授)
永井 公美男 氏(兵庫埋蔵銭調査会 代表)
■鑑賞講座 各回午後1:30〜3:00/当研究所講演室(入館者は聴講無料)
10/27(土)「江戸時代における古代銭研究」
当研究員 川見 典久
11/10(土) 「中国銭の供給システム -鋳型の日中比較-」
当研究員 石谷 慎
展示目録
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